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口腔内写真においてSONYのカメラを使うメリットとデメリット

2024 12/15
【口腔内写真】機材
2024年12月14日

こんにちは松島です。
兵庫県で歯科医師しています。

私は普段口腔内写真のカメラや撮り方について紹介していますが、本日はSONYというメーカーのカメラについて紹介していきます。

というのも現在、プライベートでSONYのカメラを使っていてそれを口腔内写真にも使えないかという質問をいただくことが増えております。

私自身は主にNikon やPanasonicのカメラを使用していますが、SONYを導入するメリットやデメリットを紹介できたらと思います。

目次

結論:SONYを持っている人はオススメ、ただ1から積極的に取り入れるメリットまではない

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  1. 結論:SONYを持っている人はオススメ、ただ1から積極的に取り入れるメリットまではない
    1. メリット1|純正マクロレンズに倍率表記がある
    2. メリット2|サードパーティーレンズや付属品が多い
    3. デメリット1|望ましいスペックのカメラは重くて高価
    4. デメリット2|安いカメラはモニターの解像度が低い
    5. デメリット3|画質は自然さよりもアートな質感
    6. まとめ|SONYのカメラを所有中の先生以外にあえて勧めるほどのメリットは薄い

メリット1|純正マクロレンズに倍率表記がある

まずメリットからお話していこうと思いますが、SONYを使う上で最大のメリットだと感じるのがこちら。

フォーカスにクラッチ機構が搭載されていて、AFとMFをレンズのワンタッチで操作可能。

さらに一眼レフ時代には当たり前でしたが、ミラーレスになってからほとんどのメーカーでは採用されていない倍率の表記がこのレンズにはあります。

これは撮影倍率を固定して規格写真を撮りたい歯科医師にとっては物凄くうれしい機能です。

1:2や1:2.5などの口腔内写真でよく使う倍率も分かりやすく設定可能で、口腔内写真機材として理想的です。

これだけでもSONYを使う意味があるという感情になるくらい、細かいけど重要なところです。

メリット2|サードパーティーレンズや付属品が多い

続いてもう一つのメリットとしては、付属品の充実。

SONYのカメラはこの5年程度非常にシェアの多いものになりました。

またレンズの規格などをオープンにしているため、多くのメーカーがSONY用のレンズや周辺機材をたくさん作っています。口腔内写真においてはカメラやレンズ以上にストロボ等の周辺機器やアプリとの連携が重要なので、そのあたりの恩恵を受けることができるSONYのカメラは非常に仕事として使いやすいのではないかと思います。

デメリット1|望ましいスペックのカメラは重くて高価

デメリット2|安いカメラはモニターの解像度が低い

では続いてデメリットについて紹介していきますが、1.2は概ね共通の内容なのでそれについて紹介していきます。

それが安くて小型のカメラを選ぶと性能の不足が気になり、性能の良いカメラを選ぶとサイズが大きくて価格が高いということです。

SONYのカメラは価格帯によって非常にしっかりとスぺック面での差が付けてあります。

私は口腔内写真においてはカメラの性能はさほど必要なく、価格を抑えてさらにサイズが小さいものが良いと考えております。

SONYで言えばAPS-Cのα6400やα6700もしくはα7Cあたりが口腔内写真においては理想的と言える機種になると思います。

特に価格帯10万円付近で中古購入できるα6400は非常に魅力的です。

ただしこの辺りのカメラを使うと、背面液晶の解像度が非常に低くてピントが合っているかどか分からず撮影しにくいという欠点があることが分かりました。

口腔内写真においては倍率を固定してMF(マニュアルフォーカス)で撮影する方が規格性が高くなるので望ましいです。

SONYのカメラはAFつまりオートフォーカスは非常に優秀なのですが、MFのピント合わせがしにくいのは非常にストレスになると感じました。

このへんは同価格帯のNikon Z30やPanasonic G100D Canon R100やR50と比較して大きなデメリットになると思います。

もしかしたら後継機種のα6700では良くなっているかもしれないのでそちらを試してみる必要がありそうです。

では今度は性能がある一定を満たしてくれる満たしてくれるカメラについてみていきましょう。

今私は数年前のSONYのフラグシップのα9というカメラを使用しています。

このカメラに関しては性能は申し分なく、ピント合わせもしやすいです。質感も非常に良好です。

ただし、価格が高く、重たいです。

フルサイズのカメラで純正の90mmのレンズを使って、さらにツインストロボを付けると1.5kgから2kg近くなってきます。

価格もレンズ込みで約30万以上。最新の機種を使用するとボディだけで30万円以上してレンズ10万円ということで40-50万円コースです。

私が扱っている口腔内写真カメラセットのPanasonicセットが20万円程度と考えると倍近い価格になって、重量も倍です。

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画質的な差が多少あるかもしれませんが、ちょっとお勧めするにはデメリットが多くなってくる印象です。

デメリット3|画質は自然さよりもアートな質感

続いて肝心の画質も評価していこうと思います。

SONYのカメラは大体α7VIというカメラ以降にクリエイティブルックという色味のシステムが採用されました。

これ以前はカメラ業界においてSONYは色が良くないという評価を受けていましたが、クリエイティブ以来の機種はおしゃれな色味が簡単に出せて良いという評価に変わりました。

私が使った機種はα6400とα9 α7S α7Rがクリエイティブルック以前のモデル。ZV-E10IIがクリエイティブルック搭載機種です。

色々と使ってみた結論から言うと、口腔内写真に使う際には自然な色味というよりはおしゃれでアートな表現になりやすいなという印象です。

作例を出します▼

ツインストロボのボックスディフューザーを使用しているのもあって非常に上品な写真になっていると思います。

ただし、これはRAW現像で細かな調整を撮影後の編集で行ったものです。

jpeg撮って出しはこちら▽

少しアンティークな雰囲気です。

これはもう少し色調整が追い込める部分はあると思いますが、SONYは元々シネマティックというか映画っぽい風合いの写真を撮りやすい機種出すので、その傾向が残りやすいです。

Tamron90mmを使用してのjpeg写真

アートな雰囲気でおしゃれに海外風に写真を残していきたい先生にはメリットになりますが、忠実なシェード写真や歯肉の色を残していきたい場合にはカメラの理解や編集スキルが必要なように思います。

まとめ|SONYのカメラを所有中の先生以外にあえて勧めるほどのメリットは薄い

ということで以上のメリットデメリットを天秤にかけると、あえて口腔内写真にSONYの機材をオススメするほどまではいかないという印象です。

口腔内写真カメラセットは引き続きNikonとPanasonicで作っていこうと思います。

ただ、もしもプライベートでSONYを使用されている先生がいれば、レンズを付け足すことで口腔内写真に使っていただくことは十分可能ですので、試していただいてもいいと思います^^

その際にはとにかく軽く価格を下げる方がメリットあると思いますのでTamron90mmf2.8のレンズをマウントアダプター経由で使用することをオススメします。

合計3-4万円程度で格安です^^

オートフォーカスは使用できないので顔貌写真等には注意

今購入して到着したところですので、届き次第追記もしくはInstagramで情報シェアしていこうと思います。

2024/12/15追記▼

Tamron90mmを使用して調整してみました。
かなり使える画質まで持ってこれたかと思います^^

クールな印象のみではなく、柔らかく自然な描写も出せそうです。

Nikon やPanasonicを使用したほうが簡単に好みの描写を得られるとも思いますが、SONYを所有中の先生にはレンズ価格も安いので有力な選択肢になりそうですね。

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この記事を書いた人

Nostalgista Matsu

歯科医師&カメラマニア
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